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為替イブニング海外市場2022年4月22日

2022年04月22日
(コラム執筆時間:19時25分)

鈴木予想レンジ 

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円127.80~129.30
ユーロ円138.00~139.50
ユーロドル1.0750~1.0900
豪ドル円93.00~94.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場にはありとあらゆる売買材料が散在しているが、短期筋としても、安易に焦点を絞り切れない状態にある。ファンダメンタルズ的にはFOMCでの0.5%利上げ実施が確実視され、また、ロシアによる無秩序な暴挙を背景に、ウクライナ情勢に対する地政学的リスクが潜在化していることで、改めて、ドル買い戻しが意識されている。当面、もう一段のドル上昇を見ない限りは、ドルロングを安易に解消できないのが現状であるが、ただ、ドル円は節目の130円、そしてユーロドルは1.07前後が意識される中、ポンドドルは既に1.3000割れとストップロス先行の展開を強いられており、相対的に米ドルの買われ過ぎとの見方も台頭している。そんな中、FRBでもインフレ抑制のための利上げがどこまで継続できるかが疑問視され始めており、相対的に相場の難易度を深めていると言わざるを得ない。当面、相場が大きく動意づくまでは、レンジ幅を通常よりも拡大し、じっくり待機策で臨むことが賢明であろう。

一方、ドル円は日米金利差を背景に底堅い展開に変わりがないが、ドル円128円前後では利食いと損切りが相混じり、拙速的な売買は手控えられている。引き続きレンジ幅ドル円127.80~129.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルはポンド安の影響もあり、再び下値を模索する展開であるが、既にポンドは下限レベルに位置しており、拙速的な下値トライは慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.0750~1.0900を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、128円割れから押し目買いを勧めると共に、129円台前半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.07台半ば前後から押し目買いと共に、1.09前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円129円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は127円台半ば前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、微調整に終始しているが、現状では今朝と同様に戻り売りを重視し、ユーロドル1.09前後からナンピン売りと共に、1.07台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円128円割れではロング、129円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は138円前後から押し目買いと共に、139円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は93円前後から押し目買いと共に、94円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円127.30129.60
ユーロ円137.60139.85
ユーロドル1.07001.0920
豪ドル円92.7095.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆127.90(SL127.80売り)
ユーロドルロング50,000☆1.0800(SL1.0750売り)
豪ドル円ロング50,000☆93.80(SL93.20売り)
本日のSL実行ポジション(SL&SP)
豪ドル円ロング50,000☆▼94.50(SL93.80売り)-¥35,000
2022年4月収支経過(01~22日)
通貨プラスマイナス前日
ドル円-¥130,000
ユーロ円+¥135,000+¥5,000
ユーロドル-¥76,200(-$550)+$300
豪ドル円-¥65,000-¥35,000
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000★▲139.30(138.70ロングカバー)+¥30,000
ユーロドル売り50,000★1.0930(SL1.0980買い)
前日の売買 海外市場
ユーロドル買い50,000★△1.0870(1.0930ショートカバー)+$300
豪ドル円買い50,000☆94.50(SL94.00売り)
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000129.20(SL129.70買い)
ドル円買い50,000☆127.90(SL127.40売り)
ユーロ円売り50,000140.30(SL140.80買い)
ユーロ円買い50,000☆▼138.80(SL138.30売り)-¥25,000
ユーロドル売り50,0001.0920(SL1.0970買い)
ユーロドル買い50,000☆1.0800(SL1.0750売り)
豪ドル円売り50,00095.00
豪ドル円買い50,000☆93.80(SL93.30売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000129.00
ドル円買い50,000127.80(SL127.30売り)
ユーロ円売り50,000139.50(SL140.00買い)
ユーロ円買い50,000138.10(SL137.60売り)
ユーロドル売り50,0001.0880
ユーロドル買い50,0001.0750(SL1.0700売り)
豪ドル円売り50,00094.50
豪ドル円買い50,00093.20(SL92.70売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
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