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第835回 2019年12月5日~11日までの為替見通し

2019年12月05日

次の更新までの各通貨の予想レンジは以下の通りです。

●ドル円
上値抵抗②109.302
上値抵抗①108.713-108.488
均衡107.363-107.813
下値支持106.463

●ユーロ円
上値抵抗121.179-121.388
均衡120.708
下値支持119.953

●豪ドル円
上値抵抗75.347
均衡74.334
下値支持73.491-73.396

来週はアメリカの政策金利決定会合があり、続いてユーロ、そして日銀が続きますし、13日の日経平均株価の寄りつき価格でメジャーSQになり、外資決算、クリスマス休暇も控えていることから、ポジションによって展望や希望が違ってきます。
当然、ポジショントークも多くなって、儲け最大化を目指す動きが強まるだろうと思いますので、そもそも自分は為替トレードでどういう展望ののもと、取引したかったのか、原点に立ち返ってぶれない投資を心掛けたいですね。

私は
トランプ再選の動向とともに、
米中貿易対立は容易には解決しない。そもそも米側は解決したいとは思っておらず、オバマ大統領が中国成長がもたらすアメリカの国益の観点から「戦略的忍耐」という手法を取ったように、トランプ政権では、アメリカ国益のためには「戦略的混乱状態」を演出して時間稼ぎをしているのだろうとみています。つまり、中国が最速のスピードでデジタル覇権を仕掛けて一気にアメリカを飲み込むのを水際で止めるべく、戦略的に訳の分からなさを演出して、じわじわと中国が困窮していくのを待つ作戦だろうと思います。

トランプ再選が確実になれば次はその行動がより強められ、もっと踏み込んだものになるでしょうし、親中派のバイデン氏が選出ということになれば、今、アメリカがしている振る舞いを中国がとって変わることになり、日本経済も為替水準も大きく変化すると思います。

アメリカが「どうもおかしい」と気がつき調査を始めたのが2013年ころと思われ、中国が「アメリカはまだ気がついていないらしい」と計画を推進し、ターゲットイヤーとしていたのが2018年だったとみられることから、アメリカにとっては時間稼ぎが必要であり、中国にとっては目算が崩れつつある中、バイデン氏のような親中派の大統領登場まで、待たなければならないという中での来年です。
かなり大きな波がやってくるのではないかと思いますのて、今年、体力を消耗するようなリスクテイクは押さえつつ、トレーディングを楽しめるといいなと思ます。

中国は通貨版TPPをしたいのだろうと推察します。そのために5G、ファーウエイ、10兆円fundなどを利用したいのでしょう。アメリカ市場での中国企業IPOで実現できる金額が当初見込みより小さいことから、資金繰り不調となってしまう親中派企業の動向とともに、今年から来年の大きな動きの波に沈まず、上手に乗れたらいいですね。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】


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