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第840回 2020年1月16日~22日までの為替見通し

2020年01月16日

次の更新までの各通貨の予想レンジは以下の通りです。
●ドル円
上値抵抗110.413
均衡109.133
下値支持108.413

●ユーロ円
上値抵抗123.259
均衡122.397-121.819
下値支持121.099

●豪ドル円
上値抵抗76.415-75.417
均衡74.719-74.417
下値支持73.786


米中貿易問題は合意の第一段階から次のスキーム「日米構造会議」併設に移行です。アメリカの粘り強い交渉によって一応、アメリカが寄り切り勝ちといった印象ですね。

一時期、派手に上昇していた中国株は凋落傾向ですが、アメリカ市場は史上最高値更新で、株価面でも勝敗が鮮明といったところです。

こうした状況を教材に、さて、どの国の通貨をトレードすればいいか?
財産として持つべき通貨はどれなのか?
と、考えている人は多いと思います。個人の資産運用を検討するにあたってのポイントはいろいろありますが、突き詰めれば、将来、弱体化するような国の通貨を持つわけにはいかないというのが基本的なコンセンサスですね。
また、その国の力がフェイクではないことも重要ですね。繁栄を見せかけているような国はパスですし、国民の知的水準、生活力、哲学なども見極めポイントかなと思います。

どこかから侵攻されないか、国内情勢、国民の様子はどうなのか? 危うい場面での反撃の仕方、世論、国際社会を味方につける能力、国民が正しく国の状態を受け止め、賢明に行動しているかなども折に触れ、チェックしたいですね。

そうした観点で日米欧、中国韓国などを俯瞰すると
国力、経済力に停滞感があった日米は活気を取り戻しつつあるように思います。
一時、中国は製造2025というスローガンを掲げて勇ましかったのですが、目下アメリカは半導体を国防のコメとの観点で、国を挙げてその開発に取り組んでおり、次世代半導体技術の一つチップレットを米主導でスタンダード化しようとしています。
 
 今までは技術面で器用で意欲も強烈な中国と慢心傾向の米国ではいずれ中国に抜き去られるだろうとみられていたように思いますが、半導体開発競争やソフトウエア開発、ビジネスのコンセプトなどに米国の復権を感じます。
ESG投資波及においても人権問題が深刻化している国には投資マネーは向かわないので、欧米には有利です。

現在のところ、アメリカが米中対立第一幕目の覇者といえるのではないでしょうか。
ただし、米国のリスクに財政問題があり、寄与率の高い同盟国・日本に政権内にスキャンダルが発生しているのは要注目のリスクですね。
また大統領選挙が控え、トランプ再選が果たされるか、弾劾問題とともに注目ですが、上院で弾劾審査をする場合、上院議員が全員出席して審議する原則である点で、大統領選挙に出馬している民主党上院議員は選挙活動とトランプ弾劾審議のどちらを優先するのか?という問題があります。
審議優先ならば自身は落選リスクが高まり、選挙活動を熱心にすればトランプ弾劾は絵に描いた餅です。そのジレンマを考えるとおのずとトランプ有利となるのではないでしょうか。

そのトランプ氏、中東がきな臭くなっている点で、サウジアラムコ上場によって手元資金潤沢なサウジアラビアにアメリカ製の国防機器をディールするにあたり、国際金融資本家との駆け引きがあるのだろうと推察します。

というわけで当面、トレンドはドル高方向かとみています。小幅トレード以外では、国際緊張からドル安に突っ込んだ時には大きな買いチャンスですね。それがいつあるか? まだ猶予がありそうですが、ビックチャンスをものにするには注視を怠らないことですね。ぜひ、大中小の各トレードを成功させたいものです。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】


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