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為替の話・トレンドを掴め!

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第724回 2017年9月14日~20日までの為替見通し

2017年09月14日

 国連安保理決議による北朝鮮制裁が決定し、北朝鮮が反発する中、北朝鮮とアメリカの接触も報道されています。
 北朝鮮外務省の北米局の幹部らが11日~13日にスイスで開催された国際会議の席でアメリカの元政府当局者らと制裁や核、ミサイル、朝鮮半島情勢について意見を交わしたとのこと。
 一連の流れは湾岸戦争の際のイラク制裁をほうふつとさせます。

 時系列では
 1990年イラクがクウェートに侵攻
 1990年8月、安全保障理事会は、クウェートからイラクの撤退を要求。貿易と石油の禁輸を含む制裁をイラクに科しました。
 1991年1月16日、多国籍軍はイラクに対して攻撃を開始。多国籍軍の行動は、理事会から権限を与えられたとはいえ、国連の指揮もしくは管理のもとにおかれたものではなかったわけで、アメリカ主導で進行されたといえるでしょう。その後、イラク軍がクウェートから撤退し、2月に戦争は終わりました。
 この時は安保理の制裁から5か月ほど後、多国籍軍がイラク空爆を開始していることから、今回の北朝鮮に対する9月制裁がその後、同じような道筋をたどると仮定したなら、来年2月頃、何かの動きがあってもおかしくないということになります。

 湾岸戦争勃発の際は石油価格が高騰し、日本経済も困窮したため用心したいですね。

 今年11月、アメリカからトランプ大統領が来日予定、安倍首相はインド訪問と北朝鮮の背後に位置する中国との微妙な空気の中、アメリカの財政問題や金融政策、メルケル氏有利と言われるものの選挙は水物のドイツ総選挙などが控える今後。

 リスクオン、リスクオフの緩急漬けた投資で乗り切りたいものです。

●ドル円
上値抵抗111.020
均衡110.974-109.342
下値支持108.568

●ユーロ円
上値抵抗131.952
均衡130.430
下値支持129.461

●豪ドル円
上値抵抗88.604
均衡87.637-86.767
下値支持85.607-85.221

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

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