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第851回 2020年4月2日~8日までの為替見通し

2020年04月02日

●ドル円
上値抵抗108.319
均衡107.128
下値支持105.144-106.269

●ユーロ円
上値抵抗118.095
均衡117.314
下値支持116.872

●豪ドル円
上値抵抗66.410
均衡65.349
下値支持63.404

日本では新型ウイルス関連のニュースが多いのでネガティブなものの見方に偏ってしまいがちですが、過酷な状況からの出口戦略については3月25日G7でアメリカ、イギリス、カナダ、イタリア、ドイツ、EU代表と日本でポンペイオ米国務大臣を議長に4時間半に及ぶテレビ会議がもたれたことに注目したいですね。
翻訳時間を差し引くと2時間以上は前向きな対策について話し合っている点から、過度に心配することはないと思います。
トランプ大統領は4月15日あたりまでを「地獄の二週間」と形容して、若者も含む死者増加予測を記者会見で提示。
先日来、国防生産法により、経営危機に陥る車産業に人工呼吸器製造を命じ、国益資本主義による国家経営に余念がありません。
トランプ氏の記者会見の内容やゴールドマンサックスの顧客向け報告書などと合わせ、この艱難状況からの脱却として見通せるのは約半年と推定できそうです。
半年の間に欧米社会では新型肺炎の感染ピークを迎え、その後は通常のインフルエンザのように、季節性の循環に入る、すなわち収束とみているようです。
その間に集団抗体ができ、抵抗力が増し、対処やコントロール可能というわけです。

さて、半年となると収束見通しは9月過ぎになりますね。すなわち、アメリカでは大統領選挙の一環で民主党候補とトランプ大統領が10月に向け数度の討論が予定されています。
そのあたりが出口となるとトランプ大統領再選に向けたラインが見えてくる気がします。
それまでの間、特にわが国では「自粛要請」が続くと、経済が溶け出してしまわないか、恐怖感とともに眺めざるを得ません。
日本の専門家会議の記者会見を見るたびに「自粛は国民的義務」と言われても出かけないで生きていける人たちがどれほどいるのか、家賃、従業員給料、電光熱費などの支払いができず食にもことかくような人々がどれだけ出てくるだろうか、国民の義務=戦争中もこんなありさまだったのかと心配になります。歴史書によると確か、国の政策に従い、餓死した裁判官がいたような・・・。
健康で経済が危機的状況になるのと、健康リスクと背中合わせで食べていけるのと、どちらが生命にとって存続可能なことなのか?考えさせられます。

人を助けるための給付金を、となるとアメリカ型でも中国型でもない「公益資本主義」の始まりなのかもしれません。
為替水準は日々のニュース次第で振れ幅が大きいですが、これまで見てきた動きから、急激に進んだ「有事のドル買い」「期末のドル需要」で進んだドル高で「売りポジ」を持つヘッジファンドなどの損失額が多すぎて身動きが取れない状態の解消相場が続いている印象です。

一瞬101円を見て、111円まで急騰した時のポジションほぐしにしばらく時間がかかるのではないでしょうか。
よってドル円は105円⇒109円あたりでフローしながら、ニュース次第で±3円幅くらいの解消チャンスを作っていくのかなとみています。
夏場に向け、コロナショック以外のチャイナショックか災害ショックに注意しつつ、まだ一波乱はあるとみてトレードを進めたいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】


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