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為替イブニング海外市場2021年8月19日

2021年08月19日
(コラム執筆時間:19時33分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円109.30~110.30
ユーロ円127.70~128.70
ユーロドル1.1650~1.1750
豪ドル円78.00~79.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

金利正常化を目指す意味では、FRBによるテーパリング(量的緩和の縮小)を急ぐ必要性があるが、先のFOMC議事録要旨において、FOMCのメンバーの中でもハト派とタカ派に見解が分かれているように、引き締め策の難しさが問われている。いずれにしても、未だに終息感の見えない新型コロナ対策、米中対立構造の激化、そして、アフガン問題なども加わり、安易な政策金利の変更は新たなリスクを生み出す可能性もあるとも言える。その中、東京株式市場では米国株式市場が続落したことが嫌気され前日比304円安と下落基調を強めている。日本株に対する割安感は依然として意識されているが、反面、連日のように最高値を更新していた米国株式市場に陰りがあるとの見方も少なくなく、一旦、ポジションを清算し、来週の来週26~28日のFRBの年次シンポジウムの結果を見極めたいとの思惑が先行している。引き続き相場が動意づいてからの始動を心掛けるべきであろう。

一方、ドル円は再び110円台をクリアーしたものの、リスク回避の円買いが優先され、失速気味に109円台半ば前後まで下落している。相対的には利食いと損切りが相混じり、相場の難易度を高めている。引き続き直近のレンジ幅ドル円109.30~110.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは戻り優先されており、戻りに鈍さが意識されている。相対的に神経質な展開に陥っており、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1650~1.1750を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円109円台前半から押し目買いと共に、110円台前半からナンピン売りで待機をすることを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.16台半ば前後から押し目買いと共に、1.17台後半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円110円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円109円台前半から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、ストップロスを巻き込み、下値警戒感を強めている。現状ではユーロドル1.17台半ば前後からナンピン売りと共に、1.16台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円109円台前半ではロング、ドル円110円台前半ではショートをイメージし、ユーロ円は128円割れから押し目買いと共に、128円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは78円前後から押し目買いと共に、79円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円108.70110.85
ユーロ円127.30129.45
ユーロドル1.15901.1805
豪ドル円77.5079.70

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング50,000☆128.00(SL127.70売り)
ユーロドルロング50,000☆1.1670(SL1.1630売り)
本日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロドルロング50,000☆▼1.1730(SL1.1670売り)-ドル300
豪ドル円ロング50,000☆▼79.70(SL79.00売り)-¥35,000
2021年8月収支経過(02~19日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥50,000+¥25,000
ユーロ円±¥0+¥25,000
ユーロドル-¥64,100(-$500)-$300
豪ドル円+¥10,000-¥45,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000☆110.00(SL110.50買い)
ユーロ円売り50,000★△128.80(128.30ロングカバー)+¥25,000
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000110.30(SL110.70買い)
ドル円買い50,000☆△109.50(110.00ショートカバー)+¥25,000
ユーロ円売り50,000128.80(SL129.30買い)
ユーロ円買い50,000☆128.00(SL127.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1760
ユーロドル買い50,000☆1.1670(SL1.1620売り)
豪ドル円売り50,00079.90
豪ドル円買い50,000☆▼79.00(SL78.80売り)-¥10,000
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000110.30(SL110.70買い)
ドル円買い50,000109.30(SL108.80売り)
ユーロ円売り50,000128.70
ユーロ円買い50,000127.70(SL127.20売り)
ユーロドル売り50,0001.1750
ユーロドル買い50,0001.1650(SL1.1600売り)
豪ドル円売り50,00079.00(SL79.50買い)
豪ドル円買い50,00078.00(SL77.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会