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為替イブニング海外市場2020年11月10日

2020年11月10日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円104.50~105.80
ユーロ円123.70~125.00
ユーロドル1.1750~1.1880
豪ドル円76.00~77.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米国株式市場において、コロナワクチン開発期待を込めて、NYダウは大幅に反発しているが、東京株式市場では前日比65円高とやや伸び悩んでいる。時間が徐々に経過するに従い、一部ではワクチン実用化には相当な時間を要するとの見解が少なく無く、現時点ではワクチンを評価するためには更に多くの具体的なデータが必要になると指摘されるなど、当面、第三者機関を通して、再検証が求められている。そして、米債券利回りの上昇により、ドルを買い戻す動きも強まっているが、コロナ対策としての財政出動が見込まれており、やや米金利の上昇には違和感が生じ始めている。また、ワクチン開発が頓挫する事態も想定し、多少の乱高下を視野に、少なめのポジションで臨機応変な売買が求められる。

一方、ドル円は105円台半ば前後では実需や利益確定売りが随所に散見されており、また、ストップロス買いも一巡するなど、上値トライは慎重になっている。引き続きレンジ幅ドル円104.50~105.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは1.18台前半で一進一退の展開であるが、依然として、米ドル主導の展開は否めず、引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.1750~1.1880を重視し、同レベル前後からじっくり待機策が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、今朝と同様に、ドル円104円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円105円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.17台半ば前後から押し目買いと共に、1.18台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株高期待と米金利の高止まりを背景に、底堅い展開と判断しているが、輸出企業はドル円105円台半ば以上から106円前後まで断続的に散見されている模様。一方、輸入企業はドル円104円台半ば前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、利益確定売りに圧され上値の重い展開と判断しており、る。現状では今朝と同様に、ユーロドル1.18台後半からナンピン売りと共に、1.17台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円104円台半ば前後ではロング、105円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は124円割れから押し目買いと共に、125円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは76円前後から押し目買いと共に、77円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円104.10106.30
ユーロ円123.20125.50
ユーロドル1.17101.1930
豪ドル円75.5077.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
No position
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
豪ドル円ショート50.000★▼75.00(SL75.80買い)-¥40,000
2020年11月収支経過(02~10日) 
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥10,000+¥25,000
ユーロ円+¥5,000-¥25,000
ユーロドル-¥68,400(-ドル550)+$100
豪ドル円-¥90,000-¥65,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買 海外市場
ドル円売り50,000★△104.30(103.80ロングカバー)+¥25,000
ユーロ円売り50,000★▼123.70(SL124.20買い)-¥25,000
ユーロドル買い50,000★△1.1830(1.1850ショートカバー)+$100
豪ドル円売り50.000★▼75.80(SL76.30買い)-¥25,000
本日の売買&予定 東京市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000105.80(SL106.30買い)
ドル円買い50,000104.60(SL104.10売り)
ユーロ円売り50,000125.00(SL125.50買い)
ユーロ円買い50,000123.80(SL123.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1880(SL1.1930買い)
ユーロドル買い50,0001.1770(SL1.1720売り)
豪ドル円売り50.00077.00(SL77.50買い)
豪ドル円買い50,00075.90(SL75.40売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000105.80(SL106.30買い)
ドル円買い50,000104.50(SL104.00売り)
ユーロ円売り50,000125.00(SL125.50買い)
ユーロ円買い50,000123.70(SL123.20売り)
ユーロドル売り50,0001.1880(SL1.1930買い)
ユーロドル買い50,0001.1760(SL1.1710売り)
豪ドル円売り50.00077.20(SL77.70買い)
豪ドル円買い50,00076.00(SL75.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会