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マネパ為替分析 日刊レポート

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より“上値が重い”への意識を…!?

2020年12月22日

◆ 「往って来い」…

やはり「新型コロナ・変異種感染拡大」は、主にポンド主導による“リスク回避志向→ドル買い(戻し)”を誘いました。
ポンドドルが“430pips強(12/17高値:1.36242ドル→昨日安値:1.31875ドル)”の急落を見せる中、ドル円は“103.887円(反発値幅は100pips強)”へと値を戻す場面を見せました。

一方「欧州でコロナワクチン承認」「米追加経済対策の可決見通し」という“リスク選好要因”も見え隠れしているため、“リスク回避一辺倒”にはなっておりません。
このため欧州タイム以降は“巻き戻し(ドル買い戻し)”の“巻き戻し(ドル戻り売り)”が進行する格好となり、“前日終値(103.307円)水準”へと押し戻されて昨日の取引を終えています。


◆ 跳び出す順で「ファーストアクションは変わる」だが…?

こうして「往って来い」を演じた昨日ですが、似たような展開を本日も想定しておく必要がありそうです。
「リスク回避(コロナ変異種・Brexit等)/選好(コロナワクチン・米追加経済対策等)」が混在していることから「方向感定まらず」になりやすいと見られるものの、徐々に進行する「流動性低下」を考えれば“このまま膠着”となるするかは微妙…?

「リスク回避/選好要因」が跳び出す順にて、「方向感(ファーストアクション)は変わる」と見られます。
ただ「終値ベースの104円割れ」は“さらに延長(5日間)”されており、「昨日のローソク足(長大上髭)」も決して“芳しい”といえる形状ではありません。
“もう一段の下値追い”へとつながるかは未知数(微妙?)ではあるものの、やはり現時点では“上値が重い”をより意識しておく必要がありそうです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:104.147(12/15高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:104.000(大台、日足・一目均衡表基準線)
上値3:103.913(12/16高値、12/21高値、20日移動平均線、200月移動平均線、11/11~12/17の38.2%戻し水準、12/10~12/17の61.8%戻し水準)
上値2:103.724(日足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:103.522(-1σ)
前営業日終値:103.300
下値1:103.250(12/21安値、12/17~12/21の61.8%押し水準)
下値2:103.083(12/18安値、-2σ、12/17~12/21の76.4%押し、ピボット1stサポート)
下値3:103.000(大台)
下値4:102.869(12/17安値、ピボット2ndサポート)
下値5:102.434(ピボットローブレイクアウト)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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