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マネパ為替分析 日刊レポート

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本日は「神経質な揺れ動き」が基本路線…!? 

2021年07月01日

◆ 想定以上に反応した「実需の四半期末/月末フロー」 - 111円回復

「米雇用統計待ち」を想定した昨日でしたが、「実需の四半期末/月末フロー」は想定以上の動きにつながりました。
“110.70-90円”に積み上がった「ドル売りオーダー」をこなすと、早くもNYタイムには“大台(111.00円)”を突破しました。
その後は“横ばい”へと転じたものの、「米10年債利回りが低下(→1.43%)」しても崩れることはなく、本日東京タイムには“年初来高値更新(本稿執筆時は111.160円)”へと駆け上がっています。


◆ 「さらなる上値追い」が意識されてもおかしくないが…?

ただ目新しい材料が飛び出したわけではなく、「米雇用統計への思惑」も特に高まったというわけではなさそうです。
そうなると「四半期末・月末フロー」という特殊要因はすでに終了している以上、ここから“さらなる上値追い”につながるかは甚だ微妙です。
しかし“年初来高値更新”を見せる中、昨日発表の前哨戦も“好内容(ADPは予想を上回る+69.2万人)”だっただけに、思惑はこれから高まってもおかしくない…?

“20/3/26高値(111.272円)”を超えると“111.710(20/3/24高値&1/6~3/31-4/23の50%返し)”まで主だった上値メドが見当たらないだけに、テクニカル的には「さらなる上値追い」が意識されてもおかしくないところです。
しかし昨日は「米10年債利回り低下とドル買いの同時進行」という極めて不安定な地合いとなっているだけに、「いきなり巻き戻しが発生する可能性も…」と見ざるを得ません。

一応「上方向」への意識を高めつつも、「(111円前半を中心とした)神経質な揺れ動き」を基本と想定すべきなのかもしれません。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:111.979(16/12/15~20/3/9の61.8%戻し、大台)
上値4:111.710(20/3/24-25高値)
上値3:111.584(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:111.453(+2σ)
上値1:111.272(20/3/26高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:111.108
下値1:111.000(大台)
下値2:110.857(+1σ)
下値3:110.584(6/21~6/30の38.2%押し、ピボット1stサポート)
下値4:110.420(6/30安値、日足・一目均衡表転換線、6/21~6/30の50%押し)
下値5:110.208(6/22安値、6/21~6/30の61.8%押し)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

155.477(6/15高値)
155.367(6/16高値)
155.204(+1σ)
155.148(6/23-24高値)
155.000(大台)
154.532(6/25高値)
154.233(6/28高値、6/23~6/29の61.8%戻し、20日移動平均線)
154.000(大台)
153.880(6/23~6/29の50%戻し、100月移動平均線)
前営業日終値:153.700(日足・一目均衡表先行スパン上限/基準線、50日移動平均線)
153.418(-1σ、週足・一目均衡表転換線)
153.230(日足・一目均衡表転換線)
153.000(大台)
152.613(6/29-30安値)
152.525(-2σ)
152.295(日足・一目均衡表先行スパン下限)
151.991(20週移動平均線、大台)
151.907(100日移動平均線)
151.312(6/21安値)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:84.381(50日移動平均線)
上値4:84.249(6/25-28高値)
上値3:84.002(20/100日移動平均線、週足・一目均衡表転換線、20週移動平均線、日足・一目均衡表先行スパン下限、ピボットハイブレイクアウト、大台)
上値2:83.720(6/29高値、6/25~6/30の68.2%戻し、日足・一目均衡表基準線)
上値1:83.528(6/25~6/30の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:83.323(-1σ)
下値1:83.191(日足・一目均衡表転換線)
下値2:82.970(ピボット1stサポート、大台)
下値3:82.792(6/30安値、6/22安値)
下値4:82.590(-2σ、ピボット2ndサポート)
下値5:82.320(週足・一目均衡表基準線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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